Linux From Scratch に挑戦!【Part 0】

2018年6月16日

お久しぶりです.今年の4月から社会人になり,学生の頃と比べると自分に使う時間がずいぶん減ってしまいました.その結果,ブログの更新頻度もめっきり減っている状態です;;

ブログへのアウトプットはしていませんでしたが,4月に入ってからは Linux の勉強を中心に行っていました.というのも,元々 Linux は好きだったのですが,ここ1年ほどハニーポットを運用するにあたって Linux を利用する中で,徐々に Linux そのものに対する興味関心が強くなっていきました.そういった経緯があり,今までは仮想環境上や VPS 上でしか扱っていなかった Linux を,メインの OS として利用するために Linux 用マシン (ThinkPad) を購入しました.また,Linux を扱う技術だけでなくその設計思想についても勉強したいと考え,UNIXという考え方を読んでいます.

そして,次に挑戦しようと考えているものが Linux From Scratch (LFS) になります.LFS を実際に行うとなるとかなりのボリュームになると思うので,ついでに初めてのシリーズ企画としてブログの記事にしていこうと思います.

今回はその【Part 0】として LFS の決意表明を兼ねて,簡単に LFS の紹介を行いたいと思います.

Linux From Scratch (LFS) について

LFS とは

Linux From Scratch (LFS) is a project that provides you with step-by-step instructions for building your own custom Linux system, entirely from source code.
http://www.linuxfromscratch.org/より

一般的な Linux ディストリビューションの場合,最初のインストールに Live CD のようなライブイメージとバイナリパッケージを使用することで,最低限の機能が備わっているシステムを一気に構築することが可能となっています.しかし,LFS の場合,一般的なディストリビューションが提供する Live CD やバイナリパッケージは存在しません.ユーザが自分自身で,すべてのシステムをソースコードからビルドすることで Linux 環境を構築します.よって,LFS によって提供されているものはその手順を示すドキュメントのみとなっています.

では,LFS の目的とは一体何なのでしょうか.それは2つあります.まず1つは学習です.自分の力で Linux 環境を構築することで,Linux システムがどのように動作しているのか理解することができます.2つ目は究極的に自分にとって完璧な Linux システムを作成することです.一般的なディストリビューションは,その製作者が考える完璧な Linux システムとして提供されています.しかしながら,これらのシステムが自分にとっても完璧であるとは限りません.実際には使用しないソフトウェアも多く入っていることでしょう.

簡単にまとめると,LFS は Linux の仕組みを学習しながら,自分にとって究極的に完璧な Linux システムを作成する手助けを目的に提供されているのです.

LFS のバージョンについて

このシリーズで行っていく LFS のバージョンは Linux From Scratch – Version 8.2-systemd です.現時点 (2018/06/13) の最新版で, init が普段使い慣れている systemd なので,このバージョンにしました.
http://www.linuxfromscratch.org/lfs/view/8.2-systemd/

おわりに

今回は【Part 0】ということで短い内容でしたが,今後もできるだけ作業を細分化して記事にしていこうと考えています.理由としては書く内容が多くなると,心が折れかけるからです(笑)また,LFS の構築と並行してブログを書いていくため,内容が正しくない (参考にしても成功しない) ことがあると思います.気づき次第修正していきますが,ご了承くださいm(_ _)m

できるだけ失踪しないように頑張るので,お付き合いいただけると幸いです^^